<見た目>
<髪>
シンシヤの髪は他のメンバーと比べてもかなり長くミカヅキと同じく膝裏くらいまで伸び、前髪は目元にかからない程度。
金属を思わせる暗い銀にインナーカラーで灰色が入っており珍しい髪色、人工的な配色だが本人曰く元々この色らしい。
髪型は黒革のバレッタを首後ろにつけ後ろ髪を軽くまとめているだけで自分では特に何もしない。たまにレベッカが髪をセットすることがあるが興味があまりないのか気にしていない。
髪を伸ばすのを勧めたのがレベッカらしくそのせいか髪の手入れはレベッカに一任しておりかなり手間をかけてケアしてもらっているようだ。しかしシンシヤ本人は髪をわりと雑に扱うことが多くそのたびにレベッカが騒いでいるため最近は煩わしく感じているようだ。
<顔つき>
端正に整いすぎてまるで人工的に作り出した物のような無機質な美貌。表情が顔に現れづらくツリ目がちな目元は常に半分しか目を開かないためミステリアスな雰囲気が増し余計に人形のような印象を与え、見る人によっては恐怖を感じることもある。
とても何年も店を経営してきた年には見えず年齢不詳である。
しかしひとたびドジをして気が抜けると目尻が下がり急に表情が顔に現れやすくなってしまう他褒められると気が抜けやすい。
髪で隠れている左耳には十字架型のインダストリアルピアスを始め、「D.t.D」の刻印プレートがつけられたアンチトラガス他ノーマルのピアスもいくつかつけている。
<体つき>
あまり運動をせず甘味ばかりを口にしているシンシヤだがレベッカのカロリーコントロールのおかげか体型はスレンダーでいつもいつも黒い格好をしているからか本来よりも華奢でか細い体つきに見られがち。実際は細いながらも大人の女性らしいメリハリのある体つきをしているが胸はBカップといったところで主張はあまり大きくはない。本人は胸が小さめなことに対しては変装がしやすいため良いと考えているようだが本当のところはどう考えているかわからない。
地下にほとんど引きこもり日の当たらない生活をしているからか肌は病的なほどに白く無表情と相まり無機質さを醸し出している。
<服装>
Dustboxでは基本的に修道服を着ている。
その修道服は本来白い部分が全て黒く染められており、黒の革手袋、黒のストッキング、ブーツまで真っ黒。作り物のような白い肌、銀色の髪色に反して黒ばかり。
胸の上下をベルトで締めて固定され強調するようにしており、そのベルトに通して左脇の辺りにホルスターが装着されている。
強調されながらも控えめな胸元には銀色のロザリオが下げられているが横棒が大きく傾いた奇妙なデザイン。
変装せずに外に出かけるときは男物の黒いトレンチコート、髪を中に入れ後ろ髪を隠すためハンチング帽を被って行動する。
自室では黒の絹素材のパジャマを着用している。
<名前>シンシヤ・カミノ
<性別>女
<年齢>25?
<身長>165センチ
<種族>?
<一人称>僕、私
<出身>?
<職業>『D.t.D』リーダー、『Dustbox』オーナー。
<呼び名>オーナー
<説明>
ミカヅキが初めてスラムに訪れ出会った人物。スラムの天才で随一の変わり者。
シンシヤ・カミノという名前を言えばコウリュウスラムの人間の中で知らないものはいない、下流民街の一部にも知られている謎多き人物。
コウリュウスラムの中で最も海に近い区画にあるバー「ダストボックス」のオーナーであり、スラム、下流民街から上流民街まで依頼を気分次第で受ける何でも屋「D.t.D」のリーダー。
下流民街や下級警察への太いパイプを持ち、人間の細胞を使い人体パーツを作り出す技術、武器製造の知識や技術、医者も驚くほどの医療技術、そして驚異的な観察力と記憶力を持つ。
それだけ多くの特徴や能力を持っているもバーを始める前の情報が全くない。
表の仕事では「Dustbox」の経営がメインでレベッカがほとんどを取り仕切っているも全ての決定権はシンシヤが握っており仕入れ数の入れ替えから価格の設定までシンシヤを納得させなければ変えることは出来ない。
店にいるときは主にスラムの連中が採掘してきたエイリウムの鑑定換金が仕事、気分により少し相場が変化するが地上と比べるとかなり安い。
しかし地上で危険な目にあう可能性のあるなかで換金をするよりもはるかに安全でそのまま酒に変えられるのも人が集まる理由。
裏の仕事では「D.t.D」のリーダーを務める。
基本の仕事は依頼の選別と事前調査、任務を行う際には同行することはほとんど無く現場のメンバーに任せることが多いが通信機器は持たせることにしており判断がつかないような事態が起こったときにはすぐに対応出来るようにしている。
シンシヤは事前調査を重要視しており、任務が入ると情報収集のため地上の教会にシスターとして潜り込んだり研修医として病院に潜り込んだり更に臨時教師として学校に潜り込んだりと様々な行動を起こしている。
潜入調査のために変装をすることが多くその腕前はかなりのもので特殊メイクから変声術、性格までしっかりと演じ様々な人物に変装することができひと目でシンシヤだと見破るのは至難の業。
その他に裏方として武器などの作成をレベッカと共に行っており、技術の基礎をレベッカに教えたのもシンシヤである。