<武器>
『D.t.D製「7.tools レベッカカスタム」』
<種類>マシンピストル
<製造国>新日本
<設計・製造>D.t.D
<銃身長>160㎜
<使用弾薬>9㎜D.t.Dピストル弾
<装弾数>30 着脱式箱型弾倉
<全長>310㎜
<重量>1.3㎏
レヴェッカがコツコツとカスタムを続けてきたマシンピストル。二丁持ち。過去から使用していた銃器。
銃身下部にはレールを備えており小型擲弾射出機能やレーザーサイト、更には展開型のアーミーナイフを備えたパーツを装着しており、全体の見た目は長方形に近い形をしている。
その箱のような見た目と様々な機能の備わった銃ということで「7.tools」と呼んでおり、原型の銃の種類はもはや判別が不能なほどカスタムされている。
連射の反動は弾丸が小さくても凄まじいものだがレベッカの腕に内蔵されたサブアームにより軽減されている。マガジンは下部から差す仕様、サブアームのおかげで二丁持ちでもスムーズなリロードが可能。
本体フレームは金属製、各所に樹脂が使われ軽さも意識したもの。
運用は狙うというよりもばらまくのに向いている。室内戦を想定したもの、外ではバイクや車に搭乗しているとき敵の車やバイクのタイヤやガソリンタンクを狙うのにも適している。
持ち運ぶときには左右のショルダーホルスターに入れている。
『流星一号』
逃がし屋時代から使っている戦闘車両。レヴェッカがシンシヤを通して手に入れたパーツでカスタムしたオリジナルの二輪車で二人乗りサイドカーを装着できる。
全長2.5m、横幅1mと大型の完全電動バイク。シフトチェンジがあるのはレヴェッカの希望で動きのバリエーションを増やすため。ハンドル周辺にコネクタが集めてつけられていてレヴェッカの背中からの有線接続に対応、ハンドル操作からアクセルワーク、シフトチェンジ、ブレーキの微妙な使い方まで機能させることができる。
カウルについては軽量合金で滑らかな凹凸の無いもの、全体的に丸みを帯びており先端が尖っている。名前である「流星」も流線型のボディと直線での最高時速が400㎞を越えるためつけられたもの。
ライトシャッターを展開することが可能。前側面カウルの内側に武器ハンガーがあり、自分のものだけでなく他のメンバーの武器をしまっておくことが出来る
<名前>レベッカ・シュミット
<性別>女
<年齢>22
<身長>170センチ
<種族>改造人間
<一人称>私
<出身>新日本
<職業>『D.t.D』メンバー、『Dustbox』雑務担当
<呼び名>レベッカ、レヴィ
<説明>
かいりゅう衝突事件のときにミカヅキが出会った人物。
レベッカは偽名、特に珍しくもない普通の名前をつけてほしいと乞われたためにシンシヤが名づけた。
スラムの出身らしいがスラムの人間もレベッカが幼い頃の姿などは見たことがないらしくその出生は謎。
表の仕事は「Dustbox」の雑務担当。品物の仕入れや管理、スラムの人間のエイリウムポイントや決済システムの管理、酒や食料品の提供から施設使用の案内、閉店後の掃除までほとんど全てをこなす苦労人で実質Dustboxは彼女の力で回っていると言っても過言ではない。
労働には相応しい対価を与えるのがポリシーのシンシヤからは実はかなりの給金を貰っているが、そのほとんどはレベッカの交友関係や乗り物のパーツ代に消えるため常に困窮しており住むところもガレージのロフトである。
裏の仕事では専ら乗り物の運転やシンシヤからの指示を受けての指令出しをしており戦闘要員として前線に出ることはほとんどない。
大型マシナリーの乗っ取りや相手組織のデータベースなどへのクラッキング、それによる施設のセキュリティー破壊など多才だがその実力が活かされる任務は限られており基本的に運転役に徹している。
既製品を使って足がつかないように仕事に使う武器や装備、服など全ての製作をシンシヤと共に行っており、弾丸の一つとってもレベッカが火薬詰めしている。装備を作った際に端材として出た布類を使って日常服を作る趣味もあり仲間内の服はほぼレベッカが作ったもの。
更に裏の仕事の中でもシンシヤが大きな信頼をおいているのがレベッカが「子供達」と呼ぶ協力者たちである。
地上でも活動的なレベッカは様々な場所の子供たちととても“仲が”良く、仲良くしている子供たち皆に様々な援助をしているレベッカのことを盲目的に信仰している子どもたちも多い。
その中でも、レベッカから色々な手ほどきを受けてまるで諜報員のような仕事が出来るようになった子供が一定数おり、その子らをまとめて「子供達」と呼んでいる。
その子供たちに金銭やレベッカからの“お礼”を対価として地上やスラムでの諜報活動を頼むことが出来る。
シンシヤ曰く「彼らは怪しまれずどんなところにでも忍び込み、どんな情報も手に入れられる優秀な人間たちだ。そう見えないところも素晴らしい。」と褒めている。
以上から、表の仕事、裏の仕事関わらずレベッカは仕事の要である。