用語説明

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1名無しさん???v 2019/11/27 21:43 ?d?b3PC Android

用語説明スレッド

2『新日本』???v 2019/11/27 21:47 ?d?b3PC Android

『新日本』
遥か昔、和国と呼ばれた東の島国。
環境変化のため、常に空を黒雲が覆い、定期的に黒雨が降る。季節の概念も無くなり、気温も低い状態で安定している。
平均寿命は未だに高いがそれはスラムを計算に入れないためであり、入れたときの数値は50歳を下回るほど。
鎖国していた過去もあるが今となってはいくつもの国から人が集まり異文化がかなり浸透している。
エネルギー革命を引き起こした鉱石『エイリウム』が世界で一番最初に見つかった国であり、エイリウムを結晶化させる技術やその結晶を使用した蒸気機関の特許を国が所持しているため、国としてみると世界的に裕福な国。
しかし、エイリウム採掘のため集められた移民の大量流入と、蒸気機関技術の占有により深い貧富の差が発生してしまう。
エイリウム関係の事業に携わる高収入の上流民、それ以外の下流民、そしてエイリウム採掘をするスラム、新日本に住む人々はこの中のいずれかに割り振られ過ごしていくこととなる。

3『エイリウム』???v 2019/11/27 21:53 ?d?b3PC Android

『エイリウム』
新日本の河川の地中から発見された世界が大きく動く原因となった物質。
熱、電流などのエネルギーを特別な方法で与えると薄く発光し受けたエネルギーを増幅するのが特徴で、この物質の解明により世界の固形燃料不足が改善され、エネルギー大革命がおこった。
特殊な加工を行うと「エイリウム結晶」になる。
通常は純度の低い鉱石を加工し小さな砂利くらいの大きさで燃料として使われる。
純度の高い大きな結晶「エイリウム大結晶」と呼ばれるものになると利用価値は高く兵器運用も可能、取り引き額が跳ね上がり大結晶を求めて国同士が争ったりすることもある。

4『エイリウム蒸気機関』???v 2019/11/27 21:55 ?d?b3PC Android

『エイリウム蒸気機関』
エイリウムを補助として使った蒸気機関。
初出は新日本の企業が作った「船舶用エイリウム蒸気エンジン」。
エイリウムのエネルギー増幅効果の「熱エネルギー増幅」が最も安全かつ、安価で行えるために発達した。反面、エイリウムを含む黒煙の排出が多く世界的な環境変化の原因にもなっている。

5『進化の谷』???v 2019/11/27 21:57 ?d?b3PC Android

『進化の谷』
エイリウムが発掘されるのが河の底からであったため各国の河の水が抜かれ川底の土が掘り返され、それにより各地に出来た河の採掘跡のこと。
コウリュウ地区の谷は数が多くかなり深い。
放置すると危険なため鉄板により何重にも蓋がされており、底には日の光すらほとんど届かない。

6『黒雨』???v 2019/11/27 21:59 ?d?b3PC Android

『黒雨』
環境変化により降るようになった酸性雨。エイリウム蒸気機関からの黒煙排出により降るとされていて、木々や金属の多くを腐食させる。
長時間浴びていると生き物の細胞に異常を発生させ、突然変異させてしまうこともある。動物は影響を受けやすく昨今凶暴な突然変異種の獣の出現で住民に被害が出始めている。
人体にも当然影響があるため、そのまま浴びるのは推奨されない。そのため外を移動する際には黒雨対策をしなければならず、学校などでは全身を覆うくらいの大きさの黒色のマントコートを配っている。
微量ながらエイリウムを含んでいるため、最近では注目されている。

7『格差三種』???v 2019/11/27 22:04 ?d?b3PC Android

『上流民』
エイリウム事業を経営、もしくはそこで勤務している人々、政治家などその他上級組織の幹部もこれにあたる。
上流民はみな生まれたときに体にicチップを埋め込まれている。
高い壁に覆われ、関所となるゲートはチップのあるものしか通さない。



『下流民』
エイリウム事業以外の仕事を営む人々。
下流民の住む土地は無法地帯であるスラムよりは安全だがマフィアやはぐれものが多く危険なことには変わりない。子供は学校にも通っているがスクールバスが必須なほど。
下流民街の警察は下級警察(ローポリス)と呼ばれ、スラムの人々を叩きのめしたり、不当に金を集めたりとやりたいほうだい。




『スラム』
エイリウム発見後、採掘時代に発生した人類格差の最底辺。
進化の谷の底にある鉱夫の仮住まいの集まる場所のことを言う。
エイリウムの採掘にはその特性上かなりの危険が生じるため、社会的弱者に採掘をさせ、それを地上の人間が買い取りはじめたのが始まり。
エイリウムが採れにくくなってきてもその格差が埋まることは無く、スラムに住む人間のことを「モグラ」と呼ぶものもいる。
地上に住むことを目標にしている者もいるが、その希望が叶うことはない。地上にひとたび上がれば人権など存在しないため、地上に出る場合は人が寝静まる深夜に息を潜めなければならない。

8『コウリュウ地区について』???v 2019/11/27 22:07 ?d?b3PC Android

『コウリュウ地区』
新日本南側、コウリュウ海に面した地域。
川が多かったため有名なエイリウム採掘地として発展した地域で、地区内には幾つもの工場が立てられその煙突からは黒い煙が常に吹き上がっている。
複数の川跡が地区内にあるためそこのスラムと下流民街がかなり近い。そのため治安が悪く流れ者の浮浪者がたくさんおり、下流民は護身用のための武器の携帯が許可されるほど。学校に通う子供たちはスクールバスが必須である。
スラムが近すぎることもあり下流民とスラムの人々のいざこざも多く、死傷者が多数出ていることから虐げられる側のスラムの人々は夜暗くなってからしか地上に上がることが出来ない。

9『コウリュウ地区について2』???v 2019/11/27 22:08 ?d?b3PC Android

『コウリュウ上流民街』
コウリュウ地区の内陸側の地域。
下流民街ほどではないが幾つものの工場が並んでいるが人工植物も多数植えられてたりと舗装もされないような無機質な下流民街とは全く違って綺麗な街並み。
エイリウム事業元締め、外様管理組織、宗教団体、上級警察など下流民街にはない組織が幾つもある。
ここへは通行許可証がなければ入ることは許されず、許可証がないならば下流民にすら人権は無く殺されても文句は言えない。

10『コウリュウ地区について3』???v 2019/11/27 22:10 ?d?b3PC Android

『コウリュウ下流民街』
コウリュウ地区の中でも海側の地域。
風景のなかに緑は存在せずただ灰色の工場が幾つも並び、煙突からは黒煙が延々と上がり続け空の黒雲を分厚くしていっている。
夜になればストレスを抱える下流民の憩いの場である飲み屋や違法に安いアルコールを出すバーのネオンが煌々と光りだし、街を様々なケミカル色に照らしている。
元々海に続く土地であり内陸には山が多いため川が多い、その全てが進化の谷として掘削され一時期はたくさんのエイリウムが採れた。
最近では大物はほとんど取れなくなってしまったが小さな鉱石ならばまだある程度は取れる、そのためスラムの人間の数は未だに減っていない。
進化の谷落下防止のための舗装ばかりに金が割かれており、道路や歩道、建物の鋪装も後回しにされひび割れが多い。
一度路地裏に足を踏み入れようものなら何があるかはわからない、と言われるほどに治安が悪い。スラムが近いためスラムの人間が地上に上がってくることもありその際には下級警察も合間り殺しあいのような事態が頻繁にある。学生たちにはスクールバスが必須。
深夜になると無法地帯となるため下流民の深夜の外出は禁止されている。もしも外出すれば放浪者、スラムの人間、下級警察に至るまで襲いかかり金品から女性ならば強姦などの被害にあい殺害されてしまう。死体は進化の谷に放り込まれ行方不明で処理されてしまう。

11『コウリュウ地区について4』???v 2019/11/27 22:12 ?d?b3PC Android

『コウリュウスラム』
コウリュウ地区下流民街に四方八方伸びる進化の谷の底にある住まいの総称、及びそこに住む人々のこともスラムと呼ばれる。
新日本の各区の中でもコウリュウ地区のスラムは大きくクモの巣のように縦横複雑に広がっている。
深さは約20メートルが平均、浅いところはないが、より深いところはたくさんある。
地上からの落下防止のため、足場を組み上げそこに大量の屑鉄の板を乗せて蓋がしてあり、そのため雨や少ない日の光がそこまで届くこともある。
地上では処理できない化学物質や汚染水から人の死体までスラムに放り込まれ、底には新しく汚染水の川が出来ている場所すらある。
ボロボロの建物ばかりだがエイリウム換金所、寝泊まりする施設、風呂屋や食事を売る市場、バーまで設置されているところもある。
水は清潔な状態で保存が難しいためビールなどの酒の方が安く、生きていくための食料と飲み物を手にするためスラムの人間はエイリウムを毎日採掘し、エイリウムを低レートで金にしてそれを使い生き抜いている。

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